不登校の子どもとの関わり方がわからない。そんなことありませんか?
不登校の子供との関わり方がわからない。そんなことありませんか?
・不登校のお子さんに話しかけても返事がない。
・部屋にこもり気味、ゲームばかりしている子どもになんて声かけしたらいいの?
・つい腫れ物に触るような接し方。どうなんだろうと思うけれど、関わり方がわからない
など、日頃不登校のお子さんをもつ親御さんから、子供との会話や関わり方についてご相談をいただくことがあります。
お子さんが不登校になると親子間の会話が難しくなったり、以前のような関係が保てなくなったり。
どうしたら今まで通りに話をしてくれるの?笑顔で接してくれるの?とあれこれ悩んでしまいますよね。
そこで今日は、私が普段志塾フリースクールLINOの子供たちと関わる時に意識している8つのことをご紹介したいと思います。
この8つの方法を使いはじめてからは、
・会話が上手く出来なかった子どもたち
・塞ぎがちで笑顔がなかった子どもたちが
こちらからの話しかけに少しずつ答えてくれるようになり、今では、ニコニコの笑顔で ”先生!先生!” と話しかけてくれるようになりました。
また、親御さんからも、「リノに通うようになって、落ち着いて話ができるようになった!こちらを気遣う優しい言葉をかけてくれたり、涙が出るほど嬉しいです」とのお声も。
もし、こちらをお読みの不登校の子供さんをもつ親御さんで、同じようなお悩みをお持ちなのだとしたら、ぜひ この8つの方法を試していただければと思います。
そしてこの8つの方法は、不登校のお子さんまもちろん、友人・職場・夫婦やパートナーの方との関係を、”今よりもっと良くしたい!” と思われるときにもお使いいただけますので、ぜひ活用してみてくださいね。
不登校のお子さんとの会話と笑顔が増える8つの要素
- 不登校の子供との会話と笑顔が増える方法とは、
1 感謝する(ありがとう)
2 尊敬する
3 傾聴する
4 認める
5 褒める
6 大好き
7 愛してる
8 信頼する
の8つです。
この8つは、ハピネス心理学の宮崎先生が考案した方法で、すべての人間関係が良好でハッピーになるための”ハピネスの8要素”と言われるものです。宮崎先生はまだ未開発の赤ちゃんの脳や、成長過程において、赤ちゃんにも言葉かけを研究・実践しておられます。ですので、不登校の子供さんだけでなく、友人・職場・夫婦やパートナーの方との関係と、全ての人間関係に使える方法として活用できます。 - 1 感謝する(ありがとうを伝える)
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私たちは、何かしてもらった時、 嬉しかった時、思いやりを感じた時など。日常のどんな小さなことでも”ありがとう”を伝え合えたら、とても心地よい嬉しい気持ちになりますよね。志塾フリースクールLINOの中学生に、以前こんなことを言われました。
「先生、ありがとうってたくさん使うよね。」と。それも少し嬉しそうに。私自身あまり意識したことがなかったのですが、その生徒は”ありがとう”という言葉に、嬉しさと心地よさを感じていたとのこと。「先生は自分の人生を願い通りに生きようと思った時に、1番初めにしたことが、ありがとうを沢山伝えることだったんだよね」と
話したことを覚えています。それから生徒たちも、”ありがとう”をたくさん使うようになり、毎日、笑顔が溢れています。
ご家庭でも、朝起きれない。学校に行けない。お子さん自身がそんな自分に対しての自己肯定感が下がっていることがあります。やはり有効な方法は ”ありがとう”の言葉がけです。”ありがとう”という言葉に、子どもたちは ”自分を見てくれている”と安心感を持つことができるからです。また、”自分の行為を褒めてくれている”と自信がもてるようにもなるからです。ですので、ありがとうを使い続けることで 少しずつ不登校のお子さんの自己肯定感を高めることができます。日常のどんな小さなことでも構いません。「ありがとう」と伝えてみてください。お母さん自身も小さな”ありがとう”を見つけることで心地よい気持ちになれるはずです♡
2 尊敬する(赤ちゃんにも全ての子どもに)
お子さんのを尊敬していますか?尊敬なんてとてもできません。やることも全然やらないし、だらだらしていて、どこを尊敬したら良いのですか?と思うこともあるでしょう。私たち大人は、子育てしていると、つい大人の言うことをきく、きかせるような目線になってしまいがちです。想い通りにいかないことばかりで、イライラすることも。そんな時こそ、原点に戻り、振り返ってみましょう。「生まれてきてくれてありがとう」「親にしてくれてありがとう」命ある尊い存在。キラキラしている原石のような存在。存在そのものが大切であり、今は大変な時でも必ず良い時が来る。その日を信じて、お互いが尊重、尊敬しあいながら成長していける、共に学び共に育つ想いで今の大切な時期を過ごしていきたいですね♡